放送作家、作詞に映画脚本など多方面で才能を発揮し、様々な流行を生み出してきた秋元康が初めて手がけた長編小説「象の背中」。48歳で余命半年と宣告された男が選択したのは、延命治療ではなく残り半年の人生を全うすること。残りの人生をどう生き、どう死ぬのか? そして葛藤を抱えながらも夫のすべてを受け入れると決めた妻は? 死と向き合う、それは夫婦が、共に生きることの意味を改めて考えるということでもあった——。新聞連載時から、死を目の前にした男の赤裸々な思いと生き方が共感を呼ぶ一方、「男の身勝手」と論争を巻き起こした話題作の映画化が決定。6月21日(木)、映画『象の背中』の製作発表記者会見が行われ、原作者の秋元さんに加え、プロデューサーを務める小滝祥平、監督の井坂聡、主演の役所広司に、本作が20年ぶりの映画出演となる今井美樹が出席した。
謎の生物“死にモドキ”を探し出し、死後の世界をルポするように依頼された“俺”。相棒のエンドーと偶然出会ったリストカットマニアの女・サヨコを連れて、いざ旅に出たはいいけれど、全くあてのない、奇人変人ばかりが出没するこの旅で、命を危険にさらした果てに本当に“死にモドキ”に出会えるのか…? 強烈な個性を放つキャラクターとくだらなすぎるネタで笑いを贈る、三木聡監督の最新作『図鑑に載ってない虫』の特別試写会が6月20日(水)に行われ、伊勢谷友介、三木監督、主題歌を書き下ろしたナイス橋本が登場した。
仙台に越してきた19歳の椎名は隣人の河崎に声をかけられた。彼は初対面だというのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきたのだ。彼の標的はたった一冊の広辞苑。そして本屋襲撃は成功。しかし、そこには河崎とドルジ、ドルジの恋人で河崎の元カノの琴美の、3人の愛しくて切ない物語が隠されていた——。
80歳という年齢を前にしてもなお、斬新かつ大胆なフォルムの建築を生み出し、世界中のファンを魅了し続ける天才建築家、フランク・ゲーリー。彼のその独創的な製作過程から、知られざる素顔と本音に迫った『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』。すでに東京をはじめとしていくつかの都市で公開中の本作が、今後公開を全国に広げてゆく。7月7日(土)より始まる京都シネマでの上映を記念して、「『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』トークイベントin京都 メガロマニア・バトル」が開催される。
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『アヴァロン』の押井守監督が、『イノセンス』以来、実に4年ぶりにメガホンを握るアニメ作品『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』。2008年に公開が予定されている本作の記者発表が6月20日(水)に行われ、押井監督が作品について語ってくれた。
鈴木杏、本仮屋ユイカ、勝地涼という若手実力派俳優陣が顔を揃え、古都・金沢を舞台に贈るサスペンス・ムービー『吉祥天女』。6月30日(土)の公開に先駆けて本作のプレミア試写会が6月20日(水)に行われ、杏さん、ユイカさん、勝地さんと及川中監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。
「BANANA FISH」などで知られる吉田秋生の同名人気漫画を映画化した『吉祥天女』が6月30日(土)に初日を迎える。若くしてその実力は折り紙つきの鈴木杏と本仮屋ユイカが初めて共演を果たしたということでも話題の本作。6月20日(水)、この2人が出席してのお茶会を兼ねた記者会見が東京・浜離宮の茶室「芳梅亭」にて開かれた。
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などで日本のみならず海外でも多くのファンを持つ士郎正宗原作、荒牧伸志監督の『APPLESEED』から3年。この2人が再びタッグを組んだ続編『EXMACHINA』が10月20日(土)に公開されることが決定し、6月19日(火)にプレミアム記者会見が行われた。
天才的な料理のセンスを持つネズミのレミーと、人はよいけど料理はまるっきしダメなリングイニ。パリ一番の料理人を目指してコンビを組んだ2人。このことが、やがてパリどころか全世界を揺るがす大事件に——。ピクサーが贈る最新アニメーション『レミーのおいしいレストラン』が7月28日(土)に公開初日を迎える。本作の日本語吹き替え版のリングイニ役で声優デビューを果たした佐藤隆太の公開アフレコが6月19日(火)に行われた。
深い森の中で月明かりに照らされる一台のピアノ。音楽に愛された少年・海と音楽を愛せなくなった修平の2人は、この不思議なピアノに導かれるように出会い、互いに成長を遂げてゆく。『パプリカ』や『時をかける少女』など数々のアニメーションを手がけてきたマッドハウスによる新作『ピアノの森』が7月21日(土)に公開を迎える。これを記念して6月18日(月)、東京芸術劇場にて国際的に活躍するピアニスト、清水和音と高橋多佳子、さらに劇中のピアノを担当した若きピアニストたちを迎えて「『ピアノの森』コンサート」が開催された。
塚本晋也監督と松田龍平のコンビで今年の1月に公開された『悪夢探偵』。歌手のhitomiが女優デビューを果たしたことでも話題となった本作の続編、『悪夢探偵2』の製作が発表され、塚本監督、松田さんが登壇した。
公開2週間にして、早くも動員50万人を突破した『大日本人』。ストーリーや出演者など、ほぼ情報がないままの公開だったが、ふたを開けてみれば大ヒットを記録。またトロント映画祭、香港映画祭、釜山映画祭などからも招待されるなど、快進撃は止まらない。その大ヒットを祝して6月16日(土)、板尾創路、原西孝幸、宮迫広之、宮川大輔ら出演陣が舞台挨拶を行った。
マサカズがスクリーンに帰ってきた! 若い女性を中心に圧倒的な人気を誇る小説家、Yoshiのラブストーリーを14年ぶりの映画出演となる田村正和と伊東美咲主演で映画化した『ラストラブ』が6月16日(土)に初日を迎え、主演の2人に片岡鶴太郎、森迫永依、藤田明二監督、原作者のYoshiが舞台挨拶に登壇した。田村さんの舞台挨拶をひと目見ようと劇場には多くの観客が詰めかけた。