『ハリー・ポッターと賢者の石』から7年。シリーズ第5作目となる『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』がいよいよ公開される。前4作全て、興行成績が100億円を下回ったことがない、という偉業を成し遂げた本シリーズ。プロモーションのため、主演のダニエル・ラドクリフが4年半ぶりに来日。前日に行われたジャパンプレミアの興奮冷めらやぬ29日(金)、ダニエルと本シリーズのプロデューサーを務めるデヴィッド・ヘイマンが記者会見を行った。
劇中のキャラクターよりも濃い9人が最初で最後の大集合! 6月30日(土)より公開される『シュレック3』の日本語吹き替え版特別試写会が28日(木)に開催され、吹き替えを担当した声優陣による舞台挨拶も行われた。登壇したのはシュレック役の浜田雅功(ダウンタウン)にフィオナ姫役の藤原紀香。さらに今回から本シリーズに登場したアーサー王子役の橘慶太(w-inds.)に、おなじみドンキー&長ぐつをはいた猫の山寺宏一と竹中直人。そしておとぎの国のプリンセスたちを演じた星野亜希、大沢あかね、光浦靖子、大久保佳代子と、なんと豪華総勢9名。つめかけた観客は吹き替え版『シュレック3』軍団の揃い踏みに大歓声を贈った。
いよいよ2週間後に(先行)公開を控えた『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』。稲妻型のキズを持つ少年、ハリー・ポッターことダニエル・ラドクリフと、これまでの全シリーズでプロデューサーを務めてきたデヴィッド・ヘイマンが来日し、6月28日(木)にジャパンプレミアが開催された。つめかけたファンは1,500人。マスコミは300人にも及んだ。
銃問題、イラク戦争問題に続いてマイケル・ムーア監督が着目したのは「医療制度問題」。ブッシュ政権を目の敵にしながら、大国・アメリカに潜む社会病理を徹底的に追究していく監督の最新作『シッコ』。本作の6月29日(金)の全米公開を控えて現地時間の26日(火)、アメリカ・ロサンゼルス市庁舎前にて医療保険体制の改善を訴える集会が催された。渦中のムーア監督がロサンゼルス市長のアントニオ・ R・ビヤライゴーサ氏や映画の出演者たちとともに出席し、演説を行った。
そのキレ過ぎる頭脳とユニークな性格が災いし、警視庁特命係という閑職に追いやられた杉下右京。元々は捜査一課所属のエリートでありながら、指名手配犯に人質に取られるという失態から特命係に配属された、熱き正義漢・亀山薫。この2人が絶妙のコンビネーションで難事件に立ち向かってゆく姿を描いたドラマ「相棒」。2000年に2時間ドラマとして始まり、2002年に連続ドラマ化。シーズン5を数えるまでになったこの人気ドラマが満を持して『相棒−劇場版−』としてスクリーンに登場する。この劇場版におけるマラソンシーンの撮影が6月26日(火)、国立競技場で行われた。本来は撮影のない主演の水谷豊と寺脇康文も現場に顔を見せ、撮影を控えた鈴木砂羽、高樹沙耶とともに、エキストラとして競技場のスタンドに集められた「相棒」ファンの大歓声に応えた。
浅田次郎原作・降旗康男監督という『鉄道員(ぽっぽや)』のコンビが再びタッグを組んだ『憑神』。しがない下級武士が3人の災いの神に取り憑かれながらも、自身の誇りや武士道を見出しゆくさまを、時にコミカルに時にホロリとさせるテンポの良さで描いた痛快な物語だ。本作が6月23日(土)に初日を迎え、主演の妻夫木聡、西田敏行、夏木マリ、森迫永依、鈴木砂羽、そして降旗監督が舞台挨拶を行った。
深夜枠でありながら異例の高視聴率を記録し、先日惜しまれながら最終回を迎えたTVドラマ「帰ってきた時効警察」を手がけた三木聡監督。『亀は意外と速く泳ぐ』以来、約2年ぶりとなる三木監督の最新映画『図鑑に載ってない虫』が6月23日(土)に初日を迎え、三木監督に主演の伊勢谷友介、菊地凛子、ふせえり、そして主題歌を担当したナイス橋本が舞台挨拶に登壇した。
芥川賞作家・長島有のデビュー小説を、2年ぶりの映画出演となる竹内結子を主演に迎えて映画化した『サイドカーに犬』が6月23日(土)、公開初日を迎えた。シネスイッチ銀座では、初日の1回目の上映で、本作を鑑賞したばかりの観客を前に、竹内さんと共演の古田新太、松本花奈と根岸吉太郎監督の4名が舞台挨拶を行った。
またしてもカンヌを賑わせてくれたマイケル・ムーア監督の最新ドキュメンタリー『シッコ』。アメリカの医療制度の矛盾にメスを入れて業界を敵に回すだけでは飽き足らず、取材でのキューバへの入国を巡ってはまたも(!)ブッシュ政権を怒らせることに。再び巻き起こった賛否両論の中で、渦中のムーア監督による記者会見がニューヨークで行われた。取り沙汰されている様々な騒動の経緯について監督が口を開いた。
全米での大ヒット公開後、世界各国でオープニング記録を打ち立てている、大人気アニメーション第3弾『シュレック3』が日本でも、いよいよ6月30日(土)より公開される。公開前日の6月29日(金)から7月19日(木)までの期間限定で、本作のキャラクターたちがスクリーンから飛び出し、マクドナルドの人気メニュー「ハッピーセット」のおもちゃとなって登場することが決定。シリーズ第3弾にして日本マクドナルドとシュレックの夢のコラボレーションが実現した。この発売記念イベントが6月21日(木)に行われ、本作で白雪姫役の吹き替えを担当した大沢あかねが登場した。
アメリカ西海岸、サンフランシスコに掛かる全長2,790メートル、高さ230メートルのゴールデンゲート・ブリッジ。そこはサンフランシスコの観光名所であるとともに、世界有数の自殺の名所でもある。何故この美しい橋に自殺者が呼び寄せられるのか?
放送作家、作詞に映画脚本など多方面で才能を発揮し、様々な流行を生み出してきた秋元康が初めて手がけた長編小説「象の背中」。48歳で余命半年と宣告された男が選択したのは、延命治療ではなく残り半年の人生を全うすること。残りの人生をどう生き、どう死ぬのか? そして葛藤を抱えながらも夫のすべてを受け入れると決めた妻は? 死と向き合う、それは夫婦が、共に生きることの意味を改めて考えるということでもあった——。新聞連載時から、死を目の前にした男の赤裸々な思いと生き方が共感を呼ぶ一方、「男の身勝手」と論争を巻き起こした話題作の映画化が決定。6月21日(木)、映画『象の背中』の製作発表記者会見が行われ、原作者の秋元さんに加え、プロデューサーを務める小滝祥平、監督の井坂聡、主演の役所広司に、本作が20年ぶりの映画出演となる今井美樹が出席した。
謎の生物“死にモドキ”を探し出し、死後の世界をルポするように依頼された“俺”。相棒のエンドーと偶然出会ったリストカットマニアの女・サヨコを連れて、いざ旅に出たはいいけれど、全くあてのない、奇人変人ばかりが出没するこの旅で、命を危険にさらした果てに本当に“死にモドキ”に出会えるのか…? 強烈な個性を放つキャラクターとくだらなすぎるネタで笑いを贈る、三木聡監督の最新作『図鑑に載ってない虫』の特別試写会が6月20日(水)に行われ、伊勢谷友介、三木監督、主題歌を書き下ろしたナイス橋本が登場した。