今日、パレに行って驚いたこと。いきなり人が減った感じなのよ…。やっぱり、昨日の『オーシャンズ13』を峠にしてお祭りは終幕を迎えつつあることを実感したわ〜。
今日はこれまでの日に比べると、上映作品がとーっても少ないのです。昨夜で批評家週間、監督週間も終了してしまったからっていうのもあるんだけど(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』残念でした(泣))、今日は20本ちょいしか上映されないのね。しかもその半分くらいは再上映だったりして。おかげで、プレスの雰囲気も今までの殺気立った雰囲気とは打って変わってのんびりムード。この原稿をいつも書いているカフェの中も、今まではキータイプの音とか携帯で連絡しあう声しか聞こえなかったのに、今日は笑い声が聞こえたりして。あぁ、お祭りも終幕へ向かっているのを肌身で感じるわ〜。
今日はあたしにとっての最終日。みなさんに言い忘れていたんだけど(いまさらだけどね)、映画祭の閉会式は明日27日の夜なんだけど、あたしは一足先に日本に帰るの(帰りのチケットがとれなかったから…クスン)。なので、結果についてはあたしも日本で知ることになる、かな? ライブでお伝えできなくてごめんなさいね。
昨年のベルリン国際映画祭への出品を皮切りに、世界22か国もの映画祭で上映された注目作『インビジブル・ウェーブ』が5月26日(土)、公開初日を迎え、主演の浅野忠信と、共演の光石研による舞台挨拶が行われた。浅野さんにとって、ヴェネチア国際映画祭・コントロコレンテ部門で自身に主演男優賞をもたらした『地球で最後のふたり』以来となる、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督との再タッグ。光石さんは、同監督との仕事は今回が初めてだが、浅野さんとは10年来の付き合いになる。そんな2人が作品やアジア各国での撮影、そしてお互いについて語ってくれた。
これまでに比べて急に余裕ありすぎな一日で、かえって不安になってしまったよしひろでーす。不安のあまり町を散策して、ついに撮ってしまったこの1枚。到着日から気になってたんだけど、昨年来場のゲストによる横断幕の中にイライジャ・ウッドが!
引き潮のように活気がひいているパレだけど、ここだけはいつも人がたくさんいる、ってところがあるのを、今まで紹介し忘れてたわ。
もうみなさんおなじみの、ムービープラスカンヌ特派員ウオ子ちゃん。なぜか一緒に映像も撮らせていただいて、しかもそれがシネマカフェにアップされてたりするんですが(ヨゴレ面さらして本当にごめんなさい)、昨日はランチをウオ子ちゃんと一緒にとることができたの!
大好物はアメリカのブロンド娘と水着ギャル、だけど目標はあくまで尊敬されるジャーナリストという、カザフスタンの“自称”看板レポーター・ボラット。そんな彼が過激発言を連発しながらアメリカ人の本音を突撃レポートする『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』 。5月26日(土)の公開初日が差し迫った24日(木)、本作の宣伝部長を務める“ボラッ党初代党首”デーブ・スペクター氏が、先日掲げたマニフェストを実行するべく、大量の“制服黒ヒゲ女子高生”を渋谷に送り込んだ。
オーシャン地獄の後、原稿を仕上げてから行ったところは、パレ内にあるサロン。今回は60周年記念ということもあってか、映画祭主催者が世界中のプレスを招いてカクテルパーティを行ってくれたんでーす! きゃー! タダ酒〜!(お下品)
北野武がすべてのエンターテイメントを網羅した、ウルトラ・バラエティ・ムービー『監督・ばんざい!』。5月24日(木)、本作の完成披露試写会が行われ、北野武監督、江守徹、岸本加世子、鈴木杏、吉行和子、松坂慶子、内田有紀、蝶野正洋、天山広吉が舞台挨拶を行った。
オーストラリアに実在する芸術学校、ヴィクトリア・カレッジ・オブ・アーツ(VCA)をモデルに、夢に向かって成長していく学生たちをリアルに描いた日豪合作映画『Academy アカデミー』。本作の完成披露試写会が5月24日(木)に行われ、ギャヴィン・ヤング監督、日本からの留学生を演じた高橋マリ子と杉浦太陽が舞台挨拶を行った。
今日が映画祭最大の山場なのかも。昨日お伝えした通り、オールスターキャストの『オーシャンズ13』の公式上映日だからよ。もちろん、昨日のうちにオーシャンの仲間たちはカンヌ入りして、日本にはテレビ向けのインタビューに応えていたわ。
日本でも話題になっている『オーシャンズ13』。こちらでは24日に公式上映されることになっているんだけど、おそらくこのときが会期中で一番ヒートアップしちゃうんじゃないかな〜って予測。