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【TIFFレポート01】3分でチケット売り切れた『THE CODE』の舞台挨拶

18日(土)に開幕した東京国際映画祭(TIFF)レポートは『THE CODE/暗号』の舞台挨拶よりスタート! この作品は、知る人ぞ知る(?)「探偵事務所5」シリーズの劇場用長編第2弾として制作され、2009年の初夏に公開が予定されている。東京国際映画祭「ある視点」部門のオープニングであると同時に、東京国際映画祭のファースト・スクリーニングでもある本作の舞台挨拶に、主演の尾上菊之助、林海象監督のほか、稲森いずみ、松岡俊介、宍戸錠、松方弘樹、佐野史郎、貫地谷しほりの8名が登壇した。

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『THE CODE/暗号』の舞台挨拶にて(左から)林海象監督、貫地谷しほり、宍戸錠、尾上菊之助、稲森いずみ、松方弘樹、松岡俊介、佐野史郎
『THE CODE/暗号』の舞台挨拶にて(左から)林海象監督、貫地谷しほり、宍戸錠、尾上菊之助、稲森いずみ、松方弘樹、松岡俊介、佐野史郎
  • 『THE CODE/暗号』の舞台挨拶にて(左から)林海象監督、貫地谷しほり、宍戸錠、尾上菊之助、稲森いずみ、松方弘樹、松岡俊介、佐野史郎
  • 『THE CODE/暗号』の舞台挨拶にて尾上菊之助
  • 『THE CODE/暗号』の舞台挨拶にて稲森いずみ
  • 『THE CODE/暗号』の舞台挨拶にて宍戸錠
18日(土)に開幕した東京国際映画祭(TIFF)レポートは『THE CODE/暗号』の舞台挨拶よりスタート! この作品は、知る人ぞ知る(?)「探偵事務所5」シリーズの劇場用長編第2弾として制作され、2009年の初夏に公開が予定されている。東京国際映画祭「ある視点」部門のオープニングであると同時に、東京国際映画祭のファースト・スクリーニングでもある本作の舞台挨拶に、主演の尾上菊之助、林海象監督のほか、稲森いずみ、松岡俊介、宍戸錠、松方弘樹、佐野史郎、貫地谷しほりの8名が登壇した。

歌舞伎界のプリンス・尾上さんが演じるのは探偵507。暗号解読の天才という役どころだ。「東京国際映画祭『ある視点』部門のオープニングという素晴らしい機会に上映させていただくというのは光栄ですし、これ以上の喜びはありません。(題名になっている)暗号というのは秘密を守るためのもの、パスワードであると同時に、裏を返せば、物語を伝える、それから解放するツールだと思っています。この映画に出演させていただいたことで、自分が普段悩んだとき、壁にぶち当たったときというのは、どこからか暗号が送られてきているのではないかと実感しています。もちろん、暗号というのは自分の力でしか解けません。しかし人生の暗号というのは仲間の力の助けを借りれば解くことができます。今回も上海のスタッフのみなさま、日本のスタッフのみなさまと暗号を解いた次第です」と、満員の観客に向けて挨拶した。

この「探偵事務所5」シリーズの生みの親でもある林海象監督。「東京国際映画祭の『ある視点』部門に選んでいただいてありがとうございます。今日観ていただく映画は、全員で上海に渡り、苦労とともに楽しい思いをして作った映画です。それがみなさんに伝わればと思っております。どうぞ、楽しんでください」と作品をアピールした。

総勢8人の舞台挨拶だが、宍戸さんを除くほとんどがダークな装いの中、華を添えたのは稲森さんと貫地谷さん。まずは、劇中の衣裳でもある妖艶なチャイナドレスで登場した稲森さん。「上海の歌姫で、マフィアの女という、今までには絶対ないような役に挑戦させていただきました。そして、海象監督と10年ぶりにまたご一緒することができて、撮影中はとても楽しくて、私の中でとても心に残る映画になりました」と挨拶。

貫地谷さんは、シリーズを通して探偵500の孫娘・瞳として登場している。「本当に、すごくかっこいい映画で、出演できて良かったなと改めて思いました。今日は(劇中の)衣裳で出ると聞いていて、私は劇中で制服を着ているので、“今日は制服かな”と思ったんですが、こういうドレスを用意していただいて。今日は晴れ着です!」とピンクのドレス姿を披露した。

「探偵事務所5」の幹部であり、数多くの探偵の司令塔でもある探偵500役の佐野さんは、林監督とは長いつきあいだそう。「林海象監督とはデビューの映画『夢みるように眠りたい』からご一緒させていただいておりまして、そのときも探偵役でした。自分の中ではデビューの映画の探偵と何か血のつながりがあるのではないかという気持ちで(探偵500を)演じておりました。あれから20数年経ちましたけど、同じ探偵役でこの場所に立たせていただけること、非常に感謝しております」と語った。

1950年代、“エースのジョー”として一世を風靡した宍戸さん。「上海と日本で撮りまして、重厚で面白い活劇になってます! これ観て得ですよ」と、まさに元気よく観客に語りかけた。「(上映チケットが)本当に発売とともに3分で売り切れたそうで、これはもう僕らにとって、何よりも嬉しいことです。主役の菊之助さん、松方さん、稲森さん、みなさん、素晴らしい方々で、監督と同様、楽しい思いをして映画を作って、しかもこの東京国際映画祭で上映されるという光栄に浴したことを本当にありがたく思っております」と、本作の人気ぶりを明かした。

日活のスターであったエースのジョーに対して、東映のスターとして人気を博していた松方さんは宍戸さんとのガンアクションを披露している。「たくさんのお客さまに来ていただき、本当にありがとうございます。言いたいことは宍戸錠さんがみんな言ってしまいました(笑)。大活動写真です。どうぞ楽しんでください」と、挨拶対決(?)は先輩に一歩譲った形となった。

情報屋として、本シリーズに初登場を果たした松岡さん。「僕の(劇中)衣裳はズルズルの格好ですので、今日は正装させていただきました。中国語の練習、餃子の練習、日本語の練習なんかもあって、すごく楽しめる仕事でした」とコメント。中国語や餃子よりも日本語の練習の成果を確認してみたい(笑)。

『THE CODE/暗号』は2009年初夏、全国にて公開。

第21回東京国際映画祭特集
http://www.cinemacafe.net/fes/tiff2008/
《シネマカフェ編集部》

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