【TIFFレポート33】迫力あるオペラをスクリーンで『メトロポリタン歌劇場の扉』

N.Y.にあるメトロポリタン歌劇場(MET)の創立125周年を記念して制作されたドキュメンタリー映画『The Audition〜メトロポリタン歌劇場への扉』。年に1回開催される権威あるオーディション、「ナショナル・カウンシル・オーディション」の模様を収めた本作が、10月24日(金)に特別招待作品として上映され、上映後に、2007年に開催されたオーディションのファイナリストであり、トップ合格したオペラ歌手のアンジェラ・ミードが舞台挨拶を行い、ヴェルディの「エルナーニ」より「つれて逃げてよ」と、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」より「チャールダーシュ」の2曲を披露した。

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『The Audition〜メトロポリタン歌劇場への扉』 オペラ歌手のアンジェラ・ミード
  • 『The Audition〜メトロポリタン歌劇場への扉』 オペラ歌手のアンジェラ・ミード
N.Y.にあるメトロポリタン歌劇場(MET)の創立125周年を記念して制作されたドキュメンタリー映画『The Audition〜メトロポリタン歌劇場への扉』。年に1回開催される権威あるオーディション、「ナショナル・カウンシル・オーディション」の模様を収めた本作が、10月24日(金)に特別招待作品として上映され、上映後に、2007年に開催されたオーディションのファイナリストであり、トップ合格したオペラ歌手のアンジェラ・ミードが舞台挨拶を行い、ヴェルディの「エルナーニ」より「つれて逃げてよ」と、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」より「チャールダーシュ」の2曲を披露した。

「小さいときから歌うことが大好きだった」というアンジェラ。オペラ歌手を目指すようになった経緯についてはこう語った。「小さい頃はオペラについては一切知りませんでしたし、両親もオペラを聴いたことがありませんでした。両親はいまだに理解していないと思います(笑)。特に父は私にカントリー・ミュージックの歌手になってほしいと思っていたようですが、自分の声はそれにはふさわしくないと気づいていました。大学を出て、コミュニティ・カレッジでは医療的なクラスを受けていたんですが、それも合わないと思い、聖歌隊や音楽の理論を学び始めたんです。そのときに出会った先生に(オペラの)トレーニング受けてみないかと誘われたんです。そしてオペラの勉強を始めたんですが、オペラこそ私の声に合うんじゃないかと気づいたんです」。確かに劇中でも、舞台上でも、彼女の厚みのある歌声に観客は魅了されていた。

オペラ歌手にとっては、夢の舞台であるMET。すでに、その舞台に4回も立ったというアンジェラ。本作を観たのは今日で2度目だそうだ。「1度目は9月にN.Y.で上映されたときに観ました。何度観ても思うことは同じですね。当時のことを思い出して、あのときのイライラした気持ち、また緊張感も思い出しました。もちろん、良い思い出もたくさんあります。映画に出ている方々とはみな友人になって、いまでも連絡を取り合っています。私たちが一生懸命やったときのことを観て、いろいろな気持ちを思い出して、そしてとても楽しかったというのが一番の感想です」。

『The Audition〜メトロポリタン歌劇場への扉』は、2009年6月6日(土)から12日(金)まで全国にて公開される。また、「METライブビューイング」と称して、メトロポリタンオペラ歌劇場で収録されたオペラ公演映像のスクリーン上映も、今年の11月1日(土)より全国にて公開される。

『The Audition〜メトロポリタン歌劇場への扉』公式サイト
http://www.shochiku.co.jp/met/index.html

第21回東京国際映画祭特集
http://www.cinemacafe.net/fes/tiff2008/
《text:cinemacafe.net》

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