『グッバイ、レーニン!』で人気を博したドイツ映画界の若手No.1、ダニエル・ブリュールの主演最新作『ベルリン、僕らの革命』が間もなく公開される。愛と友情の狭間で揺れる若者たちの姿を鮮烈に描いたこの作品のテーマは刺激的であり、挑発的でもある。世界中の映画祭で評判を呼んだ本作を引っさげてダニエル・ブリュールとハンス・ワインガルトナー監督が来日した。
『ウェルカム・ドールハウス』、『ハピネス』などで、人間の屈折や残酷さを乾いたユーモアとともに描いてきた異才トッド・ソロンズ監督。彼の待望の最新作が、2004年ヴェネチア映画祭コンペティション部門に出品され、絶賛を浴びた『おわらない物語 アビバの場合』だ。本作の日本公開に合わせて初来日したソロンズ監督に生の声を聞いた。
「援助交際」という行為を通して、罪とともに生きる人間の純粋さと狂気を見つめた『サマリア』。10代の少女を主人公にした本作で2004年のベルリン映画祭銀熊(監督)賞に輝いた韓国の異才、キム・ギドク監督が来日し、日本での公開を前に自作への思いを語った。
『ファストフード・ファストウーマン』で日本でもクリーンヒットを飛ばしたアンナ・トムソンとアモス・コレックのコンビが2年ぶりに帰ってきた。2人の新作『Bridget ブリジット』は、ちょっと過激で荒唐無稽なストーリー。コケティッシュな魅力を放つ主演のアンナ・トムソンに作品について聞いてみた。
『プリティ・ウーマン』、『プリティ・ブライド』、『プリティ・プリンセス』と数々のヒット作を世に送り出してきたラブコメディの名監督、ゲイリー・マーシャル。彼の最新作『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』は、『プリティ・プリンセス』で普通の高校生から突然プリンセスになったミアのその後を描いたキュートな物語だ。人のいい“おじいさま”という言葉がぴったりなマーシャル監督に、ラブロマンスの原点、そしてハッピーエンドへのこだわりを語ってもらった。
2004年はセカチューをはじめ、邦画が話題を呼んだ1年でした。中でも女子高生がジャズバンドに挑戦する青春ムービー『スウィングガールズ』はロングランヒットとなり、多くの笑いと涙を届けてくれました。ガールズの主役をつとめたのが18歳の上野樹里ちゃん。『ジョゼと虎と魚たち』をはじめ立て続けに話題作に出演し、今最も注目されている若手女優のひとりです。その彼女が永遠の純愛ストーリー『ラストコンサート』のDVD化にともなって、主人公のステラ役として初のアフレコに挑戦。樹里ちゃんの女優魂と素顔を覗いてきました。
今週末の11月20日(土)、ひとりの少年と老人の心の交流を描いた心温まるヒューマンドラマが公開となる。この『イブラヒムとコーランの花たち』で主人公の少年・モモを演じているピエール・ブーランジェが公開に先立ち初来日した。
すでに1年間365日眠っていない——この衝撃的なキャッチフレーズを冠する映画のタイトルは『マシニスト』。斬新な構成と独特の映像センスでサンダンス映画祭を賑わせた本作の監督、ブラッド・アンダーソンがプロモーションのために来日。作品の秘密を探るべく、アンダーソン監督にインタビューを行った。
今年で20周年を迎えた東京国際ファンタスティック映画祭(10/14〜10/17)。その記念すべきクロージング作品に選ばれたのは、『ボイス』で日韓の映画界を震撼させたアン・ビョンギ監督による『コックリさん』だ。韓国ホラーの旗手が放つ新たな恐怖の世界をいち早く見届けようと、10月17日(木)、会場には多くのファンが駆けつけた。上映後の興奮もまだ冷めやらぬ中、アン・ビョンギ監督、主演のイ・ユリ(写真左)とイ・セウン(写真右)にインタビューを行った。
8月12日(木)、映像美が印象的な『24アワー・パーティ・ピープル』や『ひかりのまち』で名を馳せ、『イン・ディス・ワールド』で世界に衝撃を与えたあるイギリス人監督が待望の初来日を果たした。ティム・ロビンス、サマンサ・モートンを主演に迎えた最新作『CODE46』でまたひとつ記憶に残る映画を作り出した若き才能、マイケル・ウィンターボトム監督だ。