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働き女子の心得vol.3 英国王室ロマンスに胸キュン、その“裏側”をお勉強!

英国王室史上、最も内気な国王・ジョージ6世の努力と勇気が感動をもたらす『英国王のスピーチ』。英国王室という華やかな題材を扱いながら、観る者すべてに共感を呼ぶストーリーが作品の軸になっているのはまぎれもないが、その周りには“王室ロマンス”というロマンティックなラブ要素がふんだんに盛り込まれている。

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『英国王のスピーチ』 -(C) 2010 See-Saw Films. All rights reserved.
『英国王のスピーチ』 -(C) 2010 See-Saw Films. All rights reserved.
  • 『英国王のスピーチ』 -(C) 2010 See-Saw Films. All rights reserved.
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英国王室史上、最も内気な国王・ジョージ6世の努力と勇気が感動をもたらす『英国王のスピーチ』。英国王室という華やかな題材を扱いながら、観る者すべてに共感を呼ぶストーリーが作品の軸になっているのはまぎれもないが、その周りには“王室ロマンス”というロマンティックなラブ要素がふんだんに盛り込まれている。

折りしも、現在の英国王室はウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの婚約に沸いているが、20世紀前半、ジョージ6世の生きた英国王室でもロマンスの花は満開。なかでも、ジョージ6世の兄・エドワード8世の恋愛は、ジョージ6世の誕生そのものにかかわる“世紀のロマンス”として知られている。

内気なジョージ6世とは違い、社交的で華やかな場を好む兄・エドワード8世を映画の中ではガイ・ピアースが好演しているが、このエドワード8世こそがジョージ6世誕生の最重要人物。前国王・ジョージ5世死去の際、次の王となったのは当然ながら兄のエドワード8世だが、彼は二度も離婚歴のあるアメリカ人女性、ウォリス・シンプソンとの結婚を望み、わずか1年足らずで王座を去ってしまった。このロマンスは“王冠を賭けた世紀の恋”としていまも広く知られ、日本でも女性誌の特集などでたびたび取り上げられてきたが、このロマンティックな愛の物語の裏で苦悩を強いられた人々がいたのも事実。その人物こそが、この映画の主人公たるジョージ6世なのだ。健康面に不安を抱え、吃音というハンディキャップを負っていた彼は、兄が王位を捨てたことで突如英国王に。そこからジョージ6世の苦難が始まることもあり、映画ではエドワード8世とウォリス・シンプソンに皮肉を込めた眼差しが向けられている。実際、ジョージ6世が王の座に就く前から彼を支え続けた妻・エリザベスは、エドワード8世やウォリス・シンプソンを快く思わず、長きにわたって確執が続いたという。

一方、困難の時を夫婦二人三脚で乗り越えたジョージ6世と妻・エリザベスは、穏やかなおしどり夫婦として映画に描かれている。妻の愛を得て真の王への道を歩んでいったジョージ6世の覚悟と、彼を支え続けたエリザベスの献身。現・エリザベス女王も、そんな父母の愛情あふれる関係に触れながら育つ娘として映画に登場する。

まもなくロイヤル・ウェディングを迎えるウィリアム王子とケイトさんはどんな“王室ロマンス”を繰り広げていくのか? 孫の結婚を祝福し、自身もフィリップ殿下と60年以上の長い結婚生活を送ってきた現・エリザベス女王は、父と母の夫婦愛を描いた『英国王のスピーチ』をとても気に入っているという。



特集「働く女子の心得『英国王のスピーチ』」
http://www.cinemacafe.net/ad/kingspeech

特集「2011年 第83回アカデミー賞」
http://www.cinemacafe.net/special/oscar2011/
《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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