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オスカー作品賞の結果を占うアメリカ製作者組合賞は『英国王のスピーチ』が受賞

第83回アカデミー賞のノミネーション発表を25日に控え、作品賞の行方を占うアメリカ製作者組合(PGA)賞授賞式が22日に開催、『英国王のスピーチ』が受賞した。

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コリン・ファース -(C) AP/AFLO
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第83回アカデミー賞のノミネーション発表を25日に控え、作品賞の行方を占うアメリカ製作者組合(PGA)賞授賞式が22日に開催、『英国王のスピーチ』が受賞した。

『英国王のスピーチ』は、『127時間』(原題)、『ブラック・スワン』『インセプション』『ザ・ファイター』『キッズ・オールライト』『ソーシャル・ネットワーク』『ザ・タウン』『トイ・ストーリー3』『トゥルー・グリット』といったそのほかの候補作を破っての受賞となった。

PGA賞とアカデミー賞作品賞の候補は重なることが多く、昨年のオスカー作品賞候補10本のうち8本はPGA賞でも候補に挙がった。PGA賞受賞作はそのまま続けてオスカーを制覇することも多く(過去20回の受賞作中13作が該当)、昨年の『ハート・ロッカー』もその1本。

今年の下馬評で評価が高かったのは、多くの批評家協会賞やゴールデン・グローブ賞ドラマ部門作品賞に輝いた『ソーシャル・ネットワーク』だったが、ゴールデン・グローブ賞では最多ノミネート作ながらドラマ部門主演男優賞一冠のみだった『英国王のスピーチ』のPGA賞受賞で、アカデミー賞レースの新たな展開に関心が集まりそうだ。



写真は『英国王のスピーチ』で主演を務めるコリン・ファース。

© AP/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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