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快進撃止まらぬ『英国王のスピーチ』、全米映画俳優組合(SAG)賞も制覇

トム・フーパー監督が全米監督組合賞を受賞したばかりの『英国王のスピーチ』が30日、全米映画俳優組合(SAG)賞でも主演男優賞(コリン・ファース)、アンサンブル演技賞を受賞、オスカー・レース後半での圧倒的な強さをここでも見せつけた。

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クリスティン・ベイル -(C) Newscom/AFLO
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トム・フーパー監督が全米監督組合賞を受賞したばかりの『英国王のスピーチ』が30日、全米映画俳優組合(SAG)賞でも主演男優賞(コリン・ファース)、アンサンブル演技賞を受賞、オスカー・レース後半での圧倒的な強さをここでも見せつけた。

主演女優賞は『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマン、助演賞は男優、女優ともに『ザ・ファイター』のクリスチャン・ベイルとメリッサ・レオ。ゴールデン・グローブ賞と全く同じ結果(主演賞はドラマ部門)となった。

授賞式では『ザ・ファイター』のベイルとレオの受賞シーンが感動を呼んだ。ベイルは自身が演じた実在の元ボクサー、ディッキー・エクランドをステージに呼んで一緒にトロフィーを受け取り、エクランドに「あなたの生き方に感謝します。僕にあなたを演じさせてくれて、ありがとう」と語りかけた。一方、喜びのあまり、しばし言葉を失ったレオは「私のためのセリフと衣裳が用意されている(=映画で役を演じている)ときは、ずっとましなんですが」と笑わせた。

オスカー前哨戦の主な映画賞はこれでほぼ出揃った。作品賞、俳優賞ともに上記受賞者が最有力と思われるが、22日の最終投票締め切りまでまだ3週間。その間にまた潮目の変わる可能性は残されている。



写真は全米映画俳優組合賞受賞に喜ぶクリスチャン・ベイル。

© Newscom/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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