過酷な減量とトレーニングを経て艶やかなボクサーボディを披露し、試合シーンでは本気の殴り合いに挑む。拳の洗礼を受けて変形した顔も本物なら、有名なワンシーンで見せるくびれ過ぎた腹部も本物。『あしたのジョー』で伊勢谷友介が演じた力石徹には、本気が詰まっている。なぜそこまでしたのか? と素朴な疑問を真っ先にぶつけると、伊勢谷さんは「たぶん僕じゃなくても、力石を演じる人ならそうしたはず」とあっさり言い切った。
「なぜなら、それは力石だから。それだけ多くの人の思いを背負っているキャラクターなんですよね。とは言え、僕自身は原作に対する知識もあまりあったわけではなく、最後は誰が真っ白な灰になるんだっけ? という認識程度でした。それでも、のしかかってくるものの重さは実感していたし、それと上手く付き合うには減量とトレーニングを続けるしかなかったです」。
俳優としての活躍はもちろん、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でのアカデミー賞脚本賞をはじめ、映画の製作部分にも深く関わり続けるベン・アフレック。クリント・イーストウッドの後継者との呼び声も高い彼の、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』に続く待望の監督第2作『ザ・タウン』がまもなく公開となる。プロの強盗として生きてきた男が、ある女性との出会いをきっかけに人生を描いた本作。監督としてそして主演俳優として、どのように作品に臨み、何を伝えようとしたのか? 彼が愛する犯罪映画の紹介と共にインタビューをお届け!
成功、挫折が渦巻くニューヨークのウォール街を舞台、いや“主人公”に、人間の欲望をえぐり出した映画『ウォール街』。発表から20年以上経ても物語が鋭さを失うことはなく、特にマイケル・ダグラスが演じたゴードン・ゲッコーという強烈なキャラクターは、いまなお金融関連のニュースや論評にしばしば引用されるほどである。この栄光と挫折を背負ったカリスマが再びスクリーンに帰ってきた。8年におよぶ服役を経て彼は何を学び、ウォール街で何をしようとしているのか? メガホンを握るのはもちろん、前作に続いてオリヴァー・ストーン。続編『ウォール・ストリート』公開を前に来日を果たした監督に話を聞いた。
思わず支えたくなるような純粋無垢な女性から、目的のためには手段を選ばない悪女まで、女優・菅野美穂の演技には毎度驚かされる。そんな彼女が『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』などの映像化で知られる医療ミステリー作家・海堂尊の新シリーズ『ジーン・ワルツ』の映画化で演じるのは、クール・ウィッチ(冷徹な魔女)と言われ、権力に屈しない行動力を持つ、産婦人科医であり顕微授精のスペシャリスト・曾根崎理恵だ。“史上最強の女医”を演じたことで彼女自身の人生はどう変化したのか——。
清純な少女にセクシー&ダークなヒロイン、女子高生から先生まで新たな作品ごとに華麗な…いや、過激な“変身”を遂げる仲里依紗が、行定勲と初タッグ! 2月より携帯放送局BeeTVにて配信中のドラマ「パーティーは終わった」で、妄想を暴走させて成宮寛貴、永山絢斗、高岡蒼甫、林遣都に小出恵介という5人のイケメンたちと恋に落ちるヒロインのマンガ家・十朱(とあけ)を演じている。女性キャストを魅力的に描くことにかけては右に出る者はいない行定作品で、錚々たる共演陣を相手に彼女はどのような輝きを見せてくれるのか? 早速、仲さん、行定監督に話を聞いた。
どういう神経をしているのか? と言うと言葉が悪いが、かつて妻だった女性と映画の中で夫婦役を演じるというのはどういうものなのだろう? 永瀬正敏が(そしておそらく小泉今日子も)そんな周囲の喧騒を全く意に介さないタイプであろうことは予想がつくが、それでも問わずにはいられない。映画は西原理恵子の人気エッセイ漫画を実写化した『毎日かあさん』。つまり2人は、実際に夫婦であった西原さんちの2人(※夫の鴨志田譲氏は故人)を演じているのだが、なぜだか観ている内に、この物語が見たこともない「永瀬—小泉」家の物語のようにさえ見えてくるから不思議なもの…。もちろん、映画の見どころはそれだけではない。さて、永瀬さんの見解は?
『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』といった医療ミステリー映画の原作者であり、作家デビューわずか5年たらずでスター作家の地位を確立した海堂尊。彼の小説の面白さは、なんと言っても外科医を経て現在は病理医という“現役の医師”であるからこその豊富な医学知識と医療行政への鋭い指摘にあり、新作が発表されるたびに注目を浴びている。そして、海堂氏にとって9作目となる「ジーン・ワルツ」は菅野美穂の主演で3作目の映画化となった。産婦人科医療を舞台にしたドラマティックな物語がスクリーンに登場する。
2009年、韓国中を感動の涙で包み、同年No.1の大ヒットを記録したラブストーリー『私の愛、私のそばに』がいよいよ、2月5日(土)より劇場公開となる。これに先駆けて、主演のキム・ミョンミン&ハ・ジウォンによるインタビュー、そして2人の役者魂を感じさせるメイキング映像が到着した。
現在大ヒット公開中の『デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』に出演するロバート・ダウニー・Jr.とザック・ガリフィアナキスの爆笑インタビュー動画がシネマカフェで先行公開された。
ダメダメお坊ちゃま社長ブリット・リードとクールなお抱え運転手カトーが、ロスの街に出没する“グリーン・ホーネット”となって悪者たちをやっつける! 3D公開で話題沸騰中の『グリーン・ホーネット』は、鬼才ミシェル・ゴンドリー監督による斬新な映像と主演俳優セス・ローゲン&ジェイ・チョウの凸凹コンビが大きな魅力。そこで、公開直前に来日したセス&ジェイを直撃し、“『グリーン・ホーネット』が面白いワケ”を探った。
東野圭吾のベストセラー作「白夜行」はその複雑でドラマティックなストーリーが作り手を刺激し、すでに舞台や連続ドラマ、韓国で映画化されている。それを改めていま、日本で映画化するのは大きな賭けと言える。だが、深川栄洋監督、堀北真希、高良健吾という若い才能を得て、父親を殺された少年と母親が容疑者となった少女の壮絶な19年の物語は新たな姿を得た。つらすぎる過去を背負い、美しき悪女となる雪穂を演じた堀北真希、雪穂の影のように生きる亮司を演じた高良健吾に話を聞いた。
セレブリティとパパラッチ。この切っても切り離せない敵対関係に、あえて興味を持ったひとりのセレブがいる。映画監督で、『プラダを着た悪魔』の恋人役、また人気TVドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」主演でも知られる俳優、エイドリアン・グレニアー。日々パパラッチに追われる身でありながら、パパラッチのリアルを撮ったドキュメンタリー『ティーンエイジ・パパラッチ』を引っさげ初来日を果たしたエイドリアンにモデル・堀内葉子がインタビューした。
映画やドラマで静かに、しかし確かな存在感を感じさせたかと思えば、一転、舞台の上ではこれが同一人物かと見まがうようなコミカルな一面を見せる。吹越満とは何とも不思議な俳優だ。その奇妙な(失礼!)佇まいはインタビューで対峙してもやはり、変わらない。そんな彼が主演を務める映画『冷たい熱帯魚』がまもなく公開となる。メガホンを握ったのは、日本の映画監督の中でも数少ない“鬼才”という形容が似合う監督・園子温。吹越さんは堕ちて、堕ちて、ひたすら堕ちる、救いようのない主人公・社本を演じている。園子温vs吹越満——。タッグを組むのは今回で3度目、主演としては初めてとなったが、吹越さんはこの強烈極まりない作品に何を感じ、どのような思いで臨んだのか——?