“非暴力・不服従”をスローガンにインドを独立へと導いたガンジー。だが、彼の実の息子は、偉大すぎる父の存在に自らを見失い、その愛を疑い、やがて街を彷徨う浮浪者同然の生活へと身を落としていく。インド独立の陰に隠された真実の物語『ガンジー、わが父』。コンペティション部門へと出品された本作のメガホンを取ったフェロス・アッバース・カーン監督の記者会見が10月24日(水)に行われた。
香港映画界屈指のアクション映画監督、ジョニー・トーの手による『マッド探偵』。「アジアの風」部門に出品された本作の上映が10月24日(水)に行われ、その後のティーチインにトー監督自らが登場。鑑賞直後の興奮冷めやらぬ客席からは多くの質問が寄せられた。
10月27日(土)、ついに最終日を目前にした第20回東京国際映画祭にて『明日への遺言』がワールドプレミアを兼ねて、特別招待作品としてBunkamuraオーチャードホールで上映され、藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックイーン、リチャード・ニール、小泉堯史監督が舞台挨拶に登壇した。
病気知らずの野球少年が突然病に倒れ、海辺の病院に入院することになった12歳の高野太郎。彼が治療の一環として院内DJを務めたという実話をもとにした同名小説を映画化した『Little DJ〜小さな恋の物語〜』。10月24日(水)に特別招待作品として上映され、主演の神木隆之介、福田麻由子、広末涼子、佐藤重幸、村川絵梨、石黒賢、そして永田琴監督による舞台挨拶が行われた。
いまだかつて誰ひとり成し遂げたことのない鈴蘭男子高校完全制覇を懸け、“カラス”の異名をとる筋金入りの不良たちが熱き戦いに身を投じる! 累計発行部数3,200万部を誇る伝説のコミックをオリジナルストーリーで映画化した『クローズ ZERO』。10月25日(木)、本作が特別招待作品として上映され、主演の小栗旬、山田孝之にやべきょうすけ、そして三池崇史監督とプロデューサーの山本又一朗が上映前の舞台挨拶に登壇した。
『スライディング・ドア』のピーター・ハウイット監督が手がけた最新作『デンジャラス・パーキング』。10月26日(金)、コンペティション部門での上映がワールド・プレミアとなった本作の記者会見が行われ、監督と主演を務めたピーター・ハウイット、アソシエイト・プロデューサーのジャンマリオ・フェレッティが出席した。
マーガレット・ローレンスの小説「石の天使」を原作にした『ストーン・エンジェル』。エレン・バースティン、コール・ハウザーら実力派俳優による重厚な人間ドラマである本作が10月23日(火)に上映され、その後、主演のクリスティン・ホーンと本作のプロデューサーであるマイケル・ライアンによるティーチインが行われた。
今年のカンヌ国際映画祭批評家週間に正式出品された『青い瞼』。今回のコンペティション部門に選ばれた本作が10月23日(火)に上映され、監督、エルネスト・コントレラスと主演女優・セシリア・スアレスによるティーチインが行われた。
時代に翻弄されながらも、映画を愛し、映画館を守り続けた二人の男女の愛と優しい奇跡を描いた感動作『オリヲン座からの招待状』。10月26日(金)、特別招待作品として出品された本作の記者会見に宮沢りえ、原田芳雄、三枝健起監督が出席した。
麻生久美子の記念すべき海外初進出作品となったイラン映画『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』。コンペティション部門に出品され、10月25日(木)の上映前に行われた記者会見に、アボルファズル・ジャリリ監督、麻生久美子が出席した。
何の変哲もない平凡な高校生活の風景に、突如として入り込んできた謎の“チェーンソー男”。一体全体何者で、おれは何のためにこいつと闘ってるんだ——? 滝本竜彦による同名ベストセラーを原作に、不条理かつファンタスティックな要素を取り入れて、漠然とした不安や苛立ちといった青春時代の感情を切り取った『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』。日本映画・ある視点部門に出品された本作のワールドプレミア上映が10月25日(木)に行われ、上映前の舞台挨拶に主演の市原隼人、関めぐみ、浅利陽介、北村拓司監督、そして正体不明のチェーンソー男が登壇した。
アメリカの要注意人物、マイケル・ムーアが同国の医療問題にメスを入れ、迫る大統領選挙をも揺るがしたと言われる映画『シッコ』。全国にて公開中の本作に深い感銘を受け、日本の医療を見直す手立てになると考えた民主党の山田正彦議員の呼びかけにより、10月24日(水)に民主党・医療介護改革作業チーム主催の上映会が実現。小沢一郎代表を始め、菅直人氏、鳩山由紀夫氏、山田氏ほか多くの民主党議員が出席した。
アフロヘアが特徴のリーロイは、見かけはアフロ系だけれど、れっきとしたドイツ人。かわいい白人の彼女ができたけれど、周りは差別主義者ばかり…。ドイツを舞台に差別と前向きに闘う素敵な少年を描いたコメディ・ドラマ『リーロイ!』。10月24日(水)、コンペティション部門に選出された本作の上映後にティーチインが開催され、リーロイを演じたアライン・モレル、アンナ・ハウズブルグ、監督と脚本を務めたアルミン・フォルカース、プロデューサーのオリファー・シュトルツとヤン・クルーガーが登場。観客からは多くの質問が寄せられた。