『草原の愛 モンゴリアン・テール』や『天上草原』、『モンゴリアン・ピンポン』など、内モンゴルを舞台にした作品には傑作が多い。そうした作品のみずみずしい緑の草原と、そこに暮らすモンゴルの人々の温かさに癒されてきた。しかし、『白い馬の季節』はそうしたモンゴル作品とは一線を画している。草原は乾ききり、砂埃が風に舞い、まるで砂漠のように見える。そんなモンゴルの姿を描いた本作で遊牧民のインジドマを演じたナーレンホアに話を聞いた。
歌舞伎俳優、市川染五郎の活躍の場はとどまることを知らない。伝統芸能の枠を越え、映画、ドラマ、現代劇とさまざまな舞台で魅力を発揮し、今年頭に公演された「劇団☆新感線」とタッグを組んだ舞台「朧の森に棲む鬼」では、野心に満ちた“悪男”ライを演じ話題となった。本作が、舞台と映像の魅力が融合した「ゲキ×シネ」として10月6日(土)より全国公開される。市川染五郎がみせるのは、色気を兼ね備えた究極の悪! 多忙な中、時間を割いてもらい、『朧の森に棲む鬼』の面白さとゲキ×シネの凄さについてインタビューした。
リュック・ベッソン監督が初めて手がけたファンタジー映画『アーサーとミニモイの不思議な国』。本作でデヴィッド・ボウイが声を演じたマルタザールの日本語吹き替え版を担当したのが、ミュージシャンのGacktだ。
「私の21歳の夏は二度と来んちゃもん! だけん、逃げないかんとって!!」——。精神病院に入院中の躁の花ちゃんと鬱のなごやんのコンビが逃げて逃げて逃げまくる!! 九州全土を舞台に贈る“ROCKな”青春ロードムービー『逃亡くそたわけ−21才の夏』。10月6日(土)からの九州公開、そして10月20日(土)からの全国公開を前に、主演の美波と吉沢悠が作品、そして撮影の様子を語ってくれた。
「バラ色の人生」、「愛の讃歌」など数々の名曲を残し、いまなお世界中で愛され続けるシャンソン歌手、エディット・ピアフの人生を映画化した『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』。本作を、本国フランスで国民の10人に1人が映画館に足を運ぶという大ヒットに導き、このほどプロモーションのために来日したオリヴィエ・ダアン監督に話を聞いた。
歌と愛に人生を捧げ、47歳の若さでその人生の幕を閉じた不世出の歌姫、エディット・ピアフ。彼女の波乱に満ちた生涯を映画化した『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』でピアフその人を演じたマリオン・コティヤールに話を聞いた。
ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスを始め各地に招聘され、オーストラリアの世界的な演出家として知られるニール・アームフィールド監督の本格的な映画監督デビュー作が『Candy キャンディ』。25年以上のキャリアを持つ演出家の手掛ける作品にしては、とても純粋で若々しいエネルギーに満ちた作品であることに驚かされる。ドラッグをポップに描くのではなく詩的で繊細な描写、静寂に満ちたひとときと情熱的な瞬間の美しい輪舞が、本作をこれまでのドラッグ映画とはひと味異なるものに仕立てている。映画を作る面白さに目覚めたという監督に、本作について訊いた。
上海での一晩を舞台にしたハートウォーミングなラブストーリー『夜の上海』。本木雅弘演じるカリスマヘアメイク・アーティスト・水島のアシスタント、加山淳役で出演したのが、ドラマや映画で活躍中の和田聰宏だ。そのクールな佇まいとは裏腹に「最近三枚目の役も多いですよ」という和田さんに話を聞いた。
冒険好きの10歳の少年が、失踪した祖父が遺した宝物を求めて、体長2mmのミニモイ族の国へ旅立つ『アーサーとミニモイの不思議な国』。『フィフス・エレメント』のリュック・ベッソン監督が7年という年月をかけた本作で、アーサー少年を演じたのがフレディ・ハイモアだ。作品のプロモーションで来日したフレディに話を聞いた。
中国を代表する女優、ヴィッキー・チャオ。『少林サッカー』のボウズ頭の女の子のイメージが強いかもしれないが、素顔は本当にキュート。そんな彼女が日中合作作品の『夜の上海』で本木雅弘と共演した。ちょっと男勝りで、だけど幼なじみに恋をしているリンシーを演じたヴィッキーに話を聞いた。
ここ数年で、役者として本当に成長したと感じさせられることしきりのヒース・レジャー。『ブロークバック・マウンテン』に続く純愛シリアス・ドラマの『Candy キャンディ』では、最愛の恋人が売春で稼いだお金をドラッグにつぎこむ詩人くずれのジャンキーを、彼らしい繊細な魅力で共感を誘うキャラクターに作り上げ、切なくエモーショナルな物語にすることに貢献している。演じる側にとってはさぞ難しかったのではと思いきや、意外にそうでもなかったのだとか。その理由を、彼はフランクな口調でこう説明してくれた。
「一番の理由は、アクセントを気にせず演技に専念できたからだと思う。僕はオーストラリア人だから、普段はたとえ特別な時代や場所の話ではなくても、アメリカ英語のアクセントを気にかけているんだ。でもこの作品はオーストラリアを舞台にした現代の話だから、僕は普段話しているアクセントのままに演じることができた。それはとても大きかったよ」。
『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督。イタリア映画界の巨匠と呼ばれ、『みんな元気』、『海の上のピアニスト』、『マレーナ』など質の高い作品を世に送り出してきた彼が6年ぶりに手がけたのが『題名のない子守唄』だ。
愛する男性のことをもっと知りたい。同じ経験を分かち合い、彼の精神世界を理解したい。そんな情熱的な愛情を抱いたヒロインが、キャンディ。傍から見れば、「もっと自分を大事にすればいいのに」と思えるような愛の形でも、彼女にとっては至高の恋愛にほかならない。そんなひたむきな女性に扮しフレッシュな魅力を発散しているのが、オーストラリア出身の25才の新進女優、『Candy キャンディ』のアビー・コーニッシュだ。相手役のヒース・レジャーも絶賛するその演技力に加えて、眩しい金髪にあどけなさの残るマスク。それでいて、素顔はさばさばと飾らない魅力にあふれている。