昨年11月の『レッドクリフ Part I』公開以来、日本にも怒涛の“三国志旋風”が到来! これまで、漫画やTVゲームなどで「三国志」に親しんできた層だけでなく、新たに女性層をも取り込み、書店でも「三国志」にまつわる書籍が平積みという未曾有のブームに。そしてこのたび、「三国志」の中でもひと際高い人気を集める英雄・趙雲を主人公にした映画その名も『三国志』が日本上陸。本作で趙雲(アンディ・ラウ)が対決を挑む大国・魏の宰相である曹操の孫、曹嬰(そうえい)を演じたマギー・Qに話を聞いた。
人間が造り上げた機械生命体“サイロン”が人類への攻撃を開始。滅亡寸前に追い込まれた人間たちは、宇宙空母ギャラクティカで安息の地“地球”を目指す…。高い評価と絶大な人気を誇るTVシリーズ「GALACTICA/ギャラクティカ」で、ギャラクティカの女性パイロット、“ブーマー”ことシャロン・バレリーを演じるグレイス・パークが来日。オーディションを経てシャロンに抜擢されたグレイスだが、実はこの配役には意外な経緯が…。
“時代の寵児”、“俳優が一緒に仕事をしたい男No.1”、“この10年の日本のエンタメシーンの最重要人物”——こうした称賛など耳に届かぬかのように、どこか飄々と、そして絶え間なく質の高い作品を世に送り出し続ける宮藤官九郎。そんな彼が2作目となる監督作品『少年メリケンサック』で描いたのは、中年オヤジたちのパンク。劇作家、脚本家、映画監督、俳優としての活躍に加え、自らに“暴動”という名を冠してパンクバンド「グループ魂」を組む彼がオリジナル脚本作品のテーマとしてパンクを選ぶのはある意味必然と言えるかもしれないが、なぜいまパンクなのか? 宮藤官九郎を突き動かす衝動とは? 監督デビュー作『真夜中の弥次さん喜多さん』から4年ぶりとなる新作の公開を控えた監督に話を聞いた。
いま、世界で最も注目されているアジアの映画監督のひとりであるキム・ギドク。その最新作は、日本からオダギリジョーを主演に起用した『悲夢』。それぞれの恋愛の顛末から生まれた夢を通じて知り合った男女が共に味わう不可思議な体験を描く異色作だ。
80代の肉体で生まれ、年齢を重ねるごとに外見を若返らせていく男、ベンジャミン・バトンの運命が綴られる感動巨編『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。監督のデヴィッド・フィンチャーはこれまで数々の話題作を放ってきたものの、実はプロモーション来日は今回が初めて。自身の監督賞を含むアカデミー賞最多13部門ノミネートのニュースが映画界を賑わせる中、作品に対する深い愛情と盟友ブラッド・ピットとのコラボレーションについて語ってくれた。
数多くの名作少女漫画を世に送り出してきた大島弓子が、飼い猫たちとの愛しい日々を綴ったエッセイ漫画を映画化した『グーグーだって猫である』。監督を務めたのは『ジョゼと虎と仲間たち』、『メゾン・ド・ヒミコ』などの話題作を手がけ、2009年も松本清張の名作「ゼロの焦点」の映画化に挑戦するなど、いま最も多忙な映画監督の一人、犬童一心。このたびの『グーグーだって猫である』DVD発売に際して、犬童監督にいま一度本作についてふり返ってもらった。
演劇プロデュース・ユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」の作・演出・出演の三役を手がけ、映画やドラマでも活躍し、執筆もこなす男・長塚圭史。現在33歳。若手というには豊富な経歴を持ち、ベテランというにはまだ早い──けれど、表現者としての才能はすでに一目置かれている存在だ。そんな彼が、青春ロード・ムービー『ヘブンズ・ドア』で演じるのは、主人公の勝人(長瀬智也)と春海(福田麻由子)を執拗に追いかけるK3ホールディングズ社長・小久保。昨年公開された『容疑者Xの献身』、『GOTH』でもインパクトのある不気味な“悪役”を演じた彼だが、本作でも異彩を放っている。
「この世界には二種類の人間しかいない。一生地べたに這いつくばって生きる人間と、そこから抜け出し、高く高く昇りつめる人間」──大都会東京を舞台にした映画『ララピポ』で成宮寛貴演じる23歳の風俗専門のスカウトマン、栗野健治は言う。タイトルの『ララピポ』とは、東京の人ごみを「a lot of people」とぼやいた外国人の言葉を耳で聞いたままに表したものだ。物語の中心となるこの難解な都市「東京」で生まれ育った主演・成宮寛貴に聞く。
楽しかった高校生活もついに卒業——。いまをときめくティーンアイドルたちの共演と、思わず踊り出したくなるようなダンス・ナンバーが大ヒットを呼び、アメリカをはじめ世界各国で社会現象を巻き起こしてきたミュージカル・コメディ、「ハイスクール・ミュージカル」。ファン待望の劇場用映画、『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』の公開を控え、このたび初来日を果たした、いま最も注目を集めている若手女優のひとり、ヴァネッサ・ハジェンズに話を聞いた。
高度成長期の1950年代。傍目には誰もが憧れる幸せを手に入れたように思える夫婦が、それぞれが若き日に抱いた夢を手に入れようともがく姿を描いた『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』。『タイタニック』以来となる共演を果たしたレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットは共に本年のゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、ケイトは見事、主演女優賞に輝いた。満たされない思いを抱えながらサラリーマンとして生きる夫のフランクを演じたレオが、ケイトとの共演そして本作に込めた思いを語ってくれた。
偽装結婚、マフィア、ドラッグ。『ロルナの祈り』が扱うのは、ハリウッドならサスペンス・アクションの大作に仕立て上げそうな題材だ。そこから、こんなにも静かで、同時に観る者の心をわし掴みにする作品を生み出したのはジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟。示し合わせたわけでもないそうだが、質問には必ず兄弟が交互に答える。まず弟のリュックが口火を切った。
彗星のごとくポップシーンに出現し、30年近くにわたって時代をリードしてきた女王・マドンナ。ポップスターとしての活躍に加え、セックスシンボル、オピニオンリーダーとして時に世間を騒がせ、賛否を背負いながらカリスマ的な輝きを放ってきた彼女が初めて映画監督に挑戦した『ワンダーラスト』が先日より公開され、話題を呼んでいる。
『死ぬまでにしたい10のこと』、『あなたになら言える秘密のこと』など登場人物の内面をじっくりと描く深みのある人間ドラマの名手として、日本でも高い人気を誇るイサベル・コイシェ監督。このたび公開を迎えた『エレジー』は、ピューリッツァー賞受賞作家、フィリップ・ロスの短編小説を原作に、一人の若き女性と親子ほども歳の離れた大学教授の恋愛が描かれる。本作について監督に話を聞いた。