来年1月発表になる第68回ゴールデン・グローブ賞で、『アリス・イン・ワンダーランド』と『ツーリスト』の2作で最優秀主演男優賞にダブルノミネートされたジョニー・デップが、後者の撮影中にロケ地・ヴェネチアの魅力を満喫した思い出を語った。共演のアンジェリーナ・ジョリーともども、日中は撮影の合間もファンやパパラッチにもみくちゃにされっぱなしだったが、ジョニーは夜になると街を散策していたという。「僕のヴェネチア体験は午後10時から午前2時の間限定だ。街に人っ子一人いなくなったところを歩き回って、ヴェネチアの詩情、亡霊や素敵な暗い路地も堪能したよ」と語る。「魅惑的なヴェネチアの街で演じる機会を得て、俳優として大いに助けられた」と付け加えたジョニー。街の魅力に触発された演技は、早速ゴールデン・グローブ賞ノミネートの栄誉に輝いた。