【カンヌ現地レポ 13】52歳の新星!ブラピを喰った男演賞俳優クリストフ・ワルツ

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女優賞のシャルロット・ゲンズブールと共に会見に臨むクリストフ・ワルツ photo:Ayako Ishizu
  • 女優賞のシャルロット・ゲンズブールと共に会見に臨むクリストフ・ワルツ photo:Ayako Ishizu
クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』で、ブラッド・ピットの仇敵であるナチス将校を演じ、見事、男優賞に輝いたクリストフ・ワルツ。ウィーン出身で、主にドイツで活躍するワルツは、これまで世界的にはほぼ無名で、彼が準主役として発表されたときには不安視する声も大きかったが、「彼なしでこの映画は作れない」と言い切ったタランティーノはさすがに見る目があった。

ワルツ演じるランダ大佐は冷酷かつ語学に堪能という設定で、ドイツ語はもちろん、英語、フランス語、イタリア語を駆使し、ブラピ率いるユダヤ人部隊バスターズをじりじりと追い詰めていく。ワルツはほぼ全編にわたり登場。憎々しい中にもユーモアをのぞかせるカリスマ性あふれる演技で、正直、ブラピを喰ってしまっている。

「30年間俳優をやってきて、情熱が薄れた時期もあったが、この作品のおかげでまた情熱を取り戻すことが出来た。クエンティンには本当に感謝している」と受賞会見ではタランティーノへの感謝を述べた。また、同席した女優賞のシャルロット・ゲンズブールの母ジェーン・バーキンがメールで「アーーーー!」と興奮を伝えたという話を受け、「クエンティンに電話で報告したら、『アーーーー!』と絶叫していたよ。英語でね(笑)」と答えるなど、ユーモアもたっぷり。役柄と同様に語学堪能も堪能で、今後、国際的に活躍すること間違いない。カンヌから52歳のスター誕生だ。



第62回カンヌ国際映画祭特集
http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2009/news.html
《photo / text:Ayako Ishizu》

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