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【ハリウッドより愛をこめて】アカデミー賞の裏ドラマ! S・ペンは前妻めぐり退席?

『ハート・ロッカー』が大勝利! 今週行われたアカデミー賞授賞式を観ていた方はどれくらいいるのでしょうか? 

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授賞式ではプレゼンターを務めたショーン・ペン Michael-Yada -(C) A.M.P.A.S.
授賞式ではプレゼンターを務めたショーン・ペン Michael-Yada -(C) A.M.P.A.S.
  • 授賞式ではプレゼンターを務めたショーン・ペン Michael-Yada -(C) A.M.P.A.S.
  • レッドカーペットに登場したデミ・ムーア Greg-Harbaugh -(C) A.M.P.A.S.
  • 互いを称え合うメリル・ストリープ&キャスリン・ビグロー監督 Richard Harbaugh -(C) A.M.P.A.S.
『ハート・ロッカー』が大勝利! 今週行われたアカデミー賞授賞式を観ていた方はどれくらいいるのでしょうか? 

ご覧になった方はこの結果、どう思いましたか? 私は6冠を制した『ハート・ロッカー』がセレモニーの勝者として幕を閉じたのだと思います。本作は、膨大な制作費をかけた『アバター』と比べれば完全にダークホース的な存在でしたが、同時に、これまでSF映画が作品賞を受賞したことが一度もないことを考慮すれば、受賞の可能性は五分五分といったところでした。

勝利と言えば、アカデミー賞自体も大きな勝利を収めました。というのも、4,130万戸もの人々(昨年より500万戸増)がこのハリウッド最大のイベントを見ていたおかげで、過去5年で最高の視聴率を獲得したのですから。また、司会を務めたコメディ俳優のスティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンは素晴らしいコンビネーションでしたね。たしかに2人の見せ場は少なかった? という感じは否めませんが、約4時間にわたり観衆を大いに楽しませてくれました。でもやっぱり、一番笑った瞬間は、ベン・スティラーが“アバター”の格好で大勢の前に登場したときでした(笑)。

風刺的な笑いも満載のアカデミー賞ですが、ここでおもしろい話を一つ。噂によれば、授賞式のプロデューサー陣からは、授賞式を通して、かのスーパースター、タイガー・ウッズの話題を冗談めかしたりほのめかしたりすることを一切禁じていたそうですよ。本当にタイガーはアカデミー賞を左右するほどの権力を持っているのでしょうか…? 聞いたときは変な話だと思いましたが。

奇怪な話をもう一つ。今年もたくさんの“レッドカーペット荒らし”がいたようで、19人もの人たちがレッドカーペットに許可なしに近付いたことで捕まっていました。その中には9人のドイツ人の姿もあり、彼らはMTVの偽IDをつけていたそうですが、とにかく大事にならなかったのは何より。

それより、本当のドラマの主役は、様々なフォルムのドレスに身を包んだ女優たち。なぜだかわかりませんが、今年のレッドカーペットは、不思議でユニークなデザインのドレスを着る女性が多く、もちろん美しさは文句のつけようがありませんが、個人的にはちょっと頑張りすぎな印象を受けました。

ユニークな形のドレスとともに、今年の傾向として見られたのは「レトロ・ハリウッド」と「ブルー」。私にとってのベスト・ドレッサーは、ドリス・ヴァン・ノッテンのドレスを着こなしていた、助演女優賞ノミネートのマギー・ギレンホール、ゴージャスなマルケーザのガウンを着た主演女優賞獲得のサンドラ・ブロック、そして、アトリエヴェルサーチの鮮やかなガウンを着たデミ・ムーアの3人。

また、授賞式後の最大のアフター・パーティと言えば、もちろんヴァニティ・フェア・パーティ。ショーン・コムズ(P. Diddy)や助演女優賞のモニークに先述のサンドラ、オスカー女優のヒラリー・スワンクやシャーリーズ・セロン、トム・ハンクス、サミュエル・L・ジャクソン、ジュリアン・ムーア、ベン・スティラー、キャメロン・ディアス、ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ロペスと夫のマーク・アンソニーなどのセレブ俳優たちはもちろん、米オリンピック代表選手のアポロ・オーノまで姿を見せていましたよ。

一方、「The Governors Ball」パーティでは、主演男優賞のジェフ・ブリッジスやジェラルド・バトラー、監督賞のキャスリン・ビグローにオスカー俳優のショーン・ペン、ウディ・ハレルソン、オプラ・ウィンフリーと彼女のミューズ、主演女優賞ノミニーのガボレイ・シディビー(そして彼女のお母さんも!)が出席。こちらの面白いうわさでは、ショーン・ペンがケンカを始めたという理由で退席を命じられたとか…。本当なのでしょうか?

そのワケというのも、ショーンの前妻ロビン・ライト(昨年は、受賞スピーチの際、ショーンは彼女の名前を言うのを忘れていました)が、近頃『ハート・ロッカー』のプロデューサーの一人、グレグ・シャピーロと交際しているとの噂が。同日、ショーンとグレグはほんの一瞬遭遇したそうなのですが、その瞬間にアカデミー関係者が入っていって、ショーンをホールから退席させたのだとか。

これだけ聞いても、ハリウッドはおもしろいドラマの宝庫ですね! そう思いません?



特集:2010アカデミー賞
http://www.cinemacafe.net/special/oscar2010/

Michael-Yada ©A.M.P.A.S.
Greg-Harbaugh ©A.M.P.A.S.
Richard Harbaugh ©A.M.P.A.S.
《text:Lisle Wilkerson》

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