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ゴールデン・グローブ賞発表! 『アバター』が2冠

17日(現地時間)、第67回ゴールデン・グローブ賞授賞式が開催され、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』が映画ドラマ部門の作品賞、監督賞を受賞した。

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見事、ドラマ部門の主演女優賞に輝いたサンドラ・ブロック -(C) REUTERS/AFLO
見事、ドラマ部門の主演女優賞に輝いたサンドラ・ブロック -(C) REUTERS/AFLO
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17日(現地時間)、第67回ゴールデン・グローブ賞授賞式が開催され、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』が映画ドラマ部門の作品賞、監督賞を受賞した。

ゴールデン・グローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)会員の投票によって選ばれ、アカデミー賞の前哨戦となる各映画賞の中でも特に注目度が高い賞の1つ。映画はドラマ部門、ミュージカル・コメディ部門に分かれて選定される。ミュージカル・コメディ部門の最優秀作品賞は『The Hangover』(原題)。

ドラマ部門の主演男優賞は『Crazy Heart』(原題)のジェフ・ブリッジス、主演女優賞は『しあわせの隠れ場所』(原題:The Blind Side)のサンドラ・ブロック、ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞はロバート・ダウニーjr.(『シャーロック・ホームズ』)、主演女優賞はメリル・ストリープ(『ジュリー&ジュリア』)。両部門併せた中から選ばれる助演男優賞はクリストフ・ヴァルツ(『イングロリアス・バスターズ』)、助演女優賞は『プレシャス』のモニーク、という顔ぶれ。最優秀アニメーション賞と最優秀楽曲賞(マイケル・ジアッキノ)に『カールじいさんの空飛ぶ家』

有力候補の1つと目されていた『ハート・ロッカー』は無冠、最多5部門で候補となった『マイレージ、マイライフ』は最優秀脚本賞のみ受賞で、今年は昨年の『スラムドッグ$ミリオネア』のような圧勝ぶりを見せる作品はなく、まんべんなく賞が行き渡った。

TV部門では、「マッドメン」が3年連続でドラマ部門の作品賞、「Glee」がコメディ部門作品賞に輝いた。ドラマ部門では、先週ホジキンリンパ腫で闘病中であることを公表した「デクスター」のマイケル・C・ホールが、4度目のノミネーションにして最優秀主演男優賞を初めて受賞した。



写真はサンドラ・ブロック。オスカーに向けて視界良好!

© REUTERS/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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